第1話

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第1話

 授業終わり、突然、クレープが食べたくなった。 友達がいない私は、授業が終わったら 一人でクレープ屋に向かった。 そこのクレープ屋は、繁華街の真ん中にある。 人混みをかき分けて、30分くらい並んで、 やっと食べれたクレープ。 今日は頑張ったから、期間限定のクレープにする。アイスにチョコクリームがかかって、限定のマシュマロがついているクレープを食べて、幸せになっている私。私の生きがいの一つだ。 クレープを食べ終わったら、どこにもよらずに 真っ直ぐ帰る。 いつもの電車に乗って、自分の最寄り駅に向かう電車をスマホで調べて、急行の電車に乗り込んだ。 最初は満員だが、徐々に人は減っていく。 満員だったはずの、電車の中はとうとう一人になってしまった。もうそろそろ着くはず。 たまたま来ていた親友のメールの返信を送って、最寄り駅に着くのを待っていた。 しかし、いつの間にか寝てしまったようだ。
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