第1話

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「はい。」と答えると、 お姉さんの胸元がタブレットに変わり、 メニューを見ることが出来た。 「えええ。」思わず言葉を出してしまう。 お姉さんは、人形のロボットみたいだ。 「何を驚いてるんですか?メニューを見て選んでください。」 メニューの中の卵スイーツをタッチすると、 目の前に卵スイーツが、包装された形で現れた。 「今、これしかお金がないんですが、。」 「なんですか?これは。2022年度のお金?こんな貴重なものを持っているなんて驚きです。このお金は、今のお金の価値にしますと、1000円ほどほど高いです。この卵スイーツも2000円になります。」 200円と書いてあるのに、詐欺かと思ったら、物価の値段が上昇しているらしい。 残りのお金3000円しかないんだけど。。 大丈夫かな?? 「もしかして、他の人のお金も2022年のお金ですか?」お姉さんが、2022年のお金だと分かったことに不思議に思ったので、聞いてみた。 「はい。実はそうなんです。」 「それだったら、両替専門店で両替してもらってください!あそこの専門店なら、どの年代のお金も一応は取り扱っているので、100年前のお金でも大丈夫でしょう。」 「ありがとうございます。」 「またのご来店をお待ちしております。」
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