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ビュッ バン!
「あ"ぁぁぁぁあ"あ"」
背中は今にも皮膚が裂けて 血が出そうなくらい あかく
燃えるように熱い
声もきっと 枯れている。 緩急をつけて打たれるムチに
喚くことしか出来ない
俺は今
ベッドの四方に四肢繋げられ足は僅かに動くほどで、
必死に痛みから逃れるようにバタバタ動くが抵抗も虚しい
「……めんなさい。ごめんなさい。ゆるして。もうダメ、」
「何に謝ってるのか分かってゆってるの?」
行動と裏腹に優しく耳元で囁かれる
「悠に あった か ら」
息も絶え絶えにやっとのことで口に出す
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