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日常 その6
俺はゲン
ただのサラリーマン
ただのアラフォー
取り立てて
なにもない
普通が一番
平凡二番
今日も仕事だ
ご新規さんから依頼だ
ここはいっちょ
ビシッとキメねば
G〇〇gleマップに
(↑隠せてない)
住所をいれて
大体の場所を把握せねば
うーん、ここか
やっぱり事前の
調べ物は必要
準備は念入りにな
〖おはようございます!〗
「はいよ、おはよーさん」
〖朝から調べ物ですか!?ポロン!〗
「ご新規さんのとこに行くから、地図見てんだよ」
〖なるほど!仕事熱心ですね!〗
「道に迷うのが嫌いなんだよ」
〖人生には迷ってますよね!?あれから、彼女さんはどうしました!?〗
「・・・え?なにが?なんの話?ワカンナイ」
〖あ・・・っ(察し)ポロロン・・・〗
「いいから、人の傷口えぐるのやめて、仕事しろよ貴様」
〖はーい☆〗
「あー・・・もう・・・一気にテンション下がったわ・・・」
〖何か、お好きな曲でも奏でましょうか!?〗
「誰のせいで落ち込んだと思ってんだよ・・・」
〖別れちゃった自分のせいですよね?〗
「・・・あれだな、声帯(弦)を切られたいんだな、お前は・・・」
〖あ!ちょ!事務用のハサミとか持たないでください!せめて楽器用のやつ!〗
「そこかよ!」
〖話は変わりますが!〗
「お前が仕切るんかい・・・」
〖お好きな曲を奏でるとしても、僕も万能じゃないので・・・ポロン〗
「いや、いいって・・・」
〖楽器向けの地図を!〗
「は?」
〖ポロロロッポロー!コード譜サイト!(スマホ)〗
「・・・?」
〖これはですね、僕のどこの首を押さえればいいか分かる地図でして・・・〗
「んだから、怖い言い方すんな!コード弾き用の譜面だろ!」
〖作者は、〇-フ〇ットってゆうの使ってます!〗
「ああ・・・人気らしいね・・・知らんけど」
〖他に何使っていいか知らないだけらしいですけどね!ポロン!〗
「Y〇uTubeとかでも見てるらしいけど・・・」
(↑隠せてない)
〖ついていけてないみたいですよ!ポロロン・・・〗
「可哀想だな・・・作者」
〖まあ、可哀想なのは先輩もですね!失恋ソングでも奏でましょうか!?b〇ckn〇mberとかどうですか!?ポロロン!〗
「掘り返すな、おまえぇぇぇ!」
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