0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
夜に舞う桜の花びらが
風もないのに空から舞い降りてくる
ふわりふわりと舞う花びらは
ピンク色に染まった雨の様に映える
僕はこの花びらの舞うこの桜の
木のたもとで愛しい人と愛を誓う
それなのに愛しいひとは
二度と逢うことの出来ない場所へ
僕をひとり残して旅立っていった
呼べど叫べど僕の言葉は虚しく
あたりに響くだけで
愛しいひとの想い出と
桜の木のたもとで過ごしたひと時が
夢か幻なのか分からなくなり
振り上げ見た桜の木を最後に
僕は愛しいひとのいる世界へ
旅立とう・・・
再び逢えるその日まで
2022 Apr 10 Pm 21:44
最初のコメントを投稿しよう!