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「早く呼んで来い!」
ワタシはいつだって、物凄い重圧をかけられているわ。
「はい!承知しました!今すぐに!」
それでも即座に声を上げるの。だってそれがワタシのオシゴトだから。
ご主人様の命に関わることですもの。休んでなんていられないわ。ご主人様は頻繁に変わるけれど、こんなワタシを頼りにしてくれるの。
体が痛むってことは、それだけ役に立ったってことだから、ワタシは幸せ。
ご主人様は、今日もワタシをギュッと握るの。
「はーい!どうされました!?」
「ちょっと、寝付けなくて…」
「今、伺いますね!」
ふふ。気づいた?白衣の天使を呼ぶのがワタシのシ・ゴ・ト。
そう。今頭に浮かんだでしょ?それがワタシよ。
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