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「はっ。誠に勝手ながら私も閣下の捜索隊に加わっておりました。ご無事の連絡を受け、お叱りの言葉を賜ろうと参上した次第でございます」
「だったらもうその条件は満たしただろう。とっとと仕事に戻れ」
「はっ!」
ジャックに対しては甘いが、やはりミッキーには厳しく当たるトニー。一度、トニーの意見に反対して副官でありながら離脱した身だ。建前上、許していないという事になっているので、意地でもそうなってしまう。
もちろん、そんなトニーとてミッキーの気持ちはありがたいものだと受け取っているはずだ。
ミッキーが空間転移で消えていくと、トニーはジャックを従えてカトレアやクロエたちが話している場へ戻った。
思った以上に盛り上がり、早くも打ち解けているのだから不思議なものだ。
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