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 キミたちは、2-4へ向かう。 「なんかセンパイの教室に入るの、ちょっと怖いな……」  蒼樹が不安そうに言った。 「大丈夫だよ、今は部活動体験の時間なんだから、センパイだってみんな部活に出ているはずだろ。ほら見ろよ!」  2-4にたどり着いたところで、竜也がドヤ顔で言う。 「誰もいねぇじゃねーか!」  ……本当に誰もいない。電気は消えている。つまり。 「自信満々に言うけど、要は遊部のセンパイがいるのはここじゃないってことね」  茉優に言われて、竜也はガクッと膝をついた。 「まあまあ、もう一度考え直せばいいよ」  蒼樹がスマホを取り出して、さっきのホワイトボードの写真を見せてくれた。  ともかく、もう一度答えを考え直そう。  (ホワイトボード) 『新入生(しんにゅうせい)のみなさんご入学(にゅうがく)おめでとうございます。  おまちしてました!   和久学園高校(わくがくえんこうこう)遊部(あそぶ)へようこそ!  (わたし)たち遊部員(あそぶいん)居場所(いばしょ)をみつけられたら入部(にゅうぶ)をみとめます。  この(なぞ)をといたら居場所(いばしょ)がわかるよ。』   “『1-11、1-12、4-11、1-3』にいます。”  さあ、どうする? (今いる自分のページ(17)を記憶しながら移動することをお勧めします)  体育館 → 9へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=9  1-3 → 10へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=10  3-2 → 12へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=12  屋上  → 13へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=13
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