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 キミたちは、謎をといて3-2へやってきた。  3-2の扉はしまっている。廊下側の窓は、内側の何かが邪魔して中がのぞけない。  しかし明らかに明るい。ぱっと見(聞?)静かだけれど、途中の道でも時折ガタガタッと物音がきこえたり、話し声がきこえたりしていた。 「……間違いないね」  茉優が小声で言う。 「うん」  蒼樹がうなずく。 「ここだ!」  先頭にいた竜也が、一気に扉を開けた。 『Congratulation(コングラッチュレーション)!!!!!』  クラッカーの派手な音とともに目の前がカラフルなリボンで埋め尽くされた。それがやむと現れたのは、 「ようこそ、遊部(あそぶ)へ!」  なかにいたセンパイのうちの1人が、満足げにほほ笑んだ。  ゲームクリアおめでとう!!  遊部のセンパイと話すなら、19へすすむ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=19
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