16

1/1
前へ
/22ページ
次へ

16

 キミたちは、1-3にやってきた。 「ていうか、ここ俺のクラスじゃん!」  着くなり竜也が叫んだ。確かにそういっていた気がする。  ちなみに当の1-3は、電気が消えて誰もいない。みんなそれぞれ部活動体験に出かけた後だからだ。  どうやら、答えは1-3ではないようだ。 「やっぱりね」  茉優は軽く竜也をにらんだ。蒼樹が苦笑いした。 「もう一度考えてみようか」  そう言って、スマホを取り出してさっきのホワイトボードの写真を見せてくれた。 (ホワイトボード) 『新入生(しんにゅうせい)のみなさんご入学(にゅうがく)おめでとうございます。  おまちしてました!   和久学園高校(わくがくえんこうこう)遊部(あそぶ)へようこそ!  (わたし)たち遊部員(あそぶいん)居場所(いばしょ)をみつけられたら入部(にゅうぶ)をみとめます。  この(なぞ)をといたら居場所(いばしょ)がわかるよ。』   “『1-11、1-12、4-11、1-3』にいます。”    さて、答えはなんだろう。 (今いる自分のページ(16)を記憶しながら移動することをお勧めします)    体育館 → 9へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=9  2-4 → 11へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=11  3-2 → 12へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=12  屋上  → 13へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=13  
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加