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(ホワイトボード) 『新入生(しんにゅうせい)のみなさんご入学(にゅうがく)おめでとうございます。  おまちしてました!   和久学園高校(わくがくえんこうこう)遊部(あそぶ)へようこそ!  (わたし)たち遊部員(あそぶいん)居場所(いばしょ)をみつけられたら入部(にゅうぶ)をみとめます。  この(なぞ)をといたら居場所(いばしょ)がわかるよ。』   “『1-11、1-12、4-11、1-3』にいます。”  まだあまりピンときていない。 「にしてもこの新入生へのメッセージなんか読みづらくない? フリガナが多すぎると思う。そこまでされなくても読めるよ」  茉優がぼそっとつぶやいた。すると蒼樹が顔をふっとあげる。 「……確かに岸田さんの言うとおりだ。それに読点(、)もないのも読みづらさの原因だと思う。なぜそうしたのか……。 ……“文字数”が大事? ……あ!」  どうやらわかったようだ。 「え、ちょ、わかったのか!?」  竜也があたふたする横で、 「待って。もう少しでわかりそう」  一生懸命考えこむ茉優。 「お前もかよ! 俺、こういう頭使うの苦手なんだよー! なぁ、キミはどうなんだ?」  竜也がすがるようにきいてくる。  キミもわかった  → 7へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=7  マジでわからない → 8へ  https://estar.jp/novels/25961063/viewer?page=8
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