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シチュエーション1 友達との会話
人数▷二人
登場人物▶さくら…おっとりタイプ
▷みき…しっかりタイプ
設定▶恋バナ
〚Start〛
≪放課後、教室にて≫
みき「んでっ! どうなのよ! 最近アイツとは!」
さくら「どうって…。別にどうもしてないよ~。」(困ったように)
みき「はぁ!? この間一緒に帰ってたじゃない! 私は知ってるのよ!?」
さくら「そ、それはぁ~…。傘、忘れてたからお家まで送ってあげただけで…。」
みき「それでどうもしてないなんて言えないじゃない! で! どうだったのよ!」(勢いづいて)
さくら「だ、だからぁ、どうもしてないって~…。」
みき「そんなわけないじゃない! 例えば~…、ホラ! 家まで送ってあげた間何か話したとかさ!」(考えてから、思いついたように)
さくら「別に、そんな大したこと話してないよぉ…。」
みき「…さくら。アイツの事、好きなのよね?」(小さい声で、真剣に)
さくら「きゅ、急にどうしたの?」(上ずり気味)
みき「心配しないで、ただの確認よ。アイツの事、好きなのよね?」
さくら「…す、好き、だけど…?」(後半にかけてどんどん小さな声で)
みき「そう…。なら安心だわ…。でもね、さくら。好きならあなた、もう少し行動を起こした方が良いわよ?」(再び真剣に)
さくら「わ、分かってるよ…。」(落ち込んだように)
みき「さくら、あなたに足りないもの、なんだか分かる?」
さくら「…足りない、もの?」
みき「ズバリ、ね。勇気よ!」(大きな声で、はっきりと)
さくら「勇気…。」(弱い所を突かれたように)
みき「えぇ。私ね、見る限り行動力はあると思うの。けれど、勇気が足りない。さっきの、家まで相合傘して帰ったってやつも、行動力は賞賛するけどいいチャンスなのにそれを利用できてないわ。」(淡々と)
さくら「…う、うん。」
みき「それはさくらに勇気がなかったから。でも、勇気さえあれば、楽しい話題で少しの時間でも盛り上がったはず。と、共に、高感度だって爆上がりよ。」
さくら「…でも、私、勇気なんて…。」
みき「そうね。今のままでは、ね。」
さくら「え…?」
みき「もう、勇気がないって弱点は分かったんだから、それを改善すればいいだけ。ね? 先は長いようで短いわよ?」(笑顔で)
さくら「…そ、そう、だね…!」(少し大きな声で)
みき「なら、これからよ。私はさくらを応援してるから。」(優しい声で)
さくら「みきちゃん…! ありがとう…! 私、頑張るね!」(嬉しそうに)
end.
※3分くらいで読み終わればベストです!
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