シチュエーション1 友達との会話

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人数▷三人 登場人物▶はな…ツンデレタイプ     ▷ゆいか…おしゃべりタイプ     ▶まり…おバカタイプ 設定▷食レポ 〚Start〛 ≪仕事後、カフェにて≫ ゆいか「いや~、ここっ! 来てみたかったんだよね~!」(大きな声で) はな「ちょ、ちょっと! 声が大きいわよ、恥ずかしいじゃない!」(焦ったように、声は抑えて) まり「え~でもぉ、皆だってしゃべってるしぃ、別に気にすることないんじゃなーい?」(間延びしたおっとり系の声で) ゆいか「そうそう! ほらほら! 固いこと言ってないで、注文しよ!」(再び大きい声で、勢いよく) はな「アンタねぇ…。はぁ、でもいきなり来たってそんな早くは決められないわよ。」(あきれたように) まり「あー! 見てみてぇ。このパンケーキ人気みたーい。まり、これ頼もーっとぉ。」(少し大きめの声で) ゆいか「おー? さっすがまりだね! そう! 私は、このパンケーキ目当てでこのカフェにやってきたといっても過言じゃないのだよ!」(張り切る感じで) はな「ま、まぁ? 確かに、美味し、そうね…。」(悔しそうに) ゆいか「でしょでしょー! このパンケーキ、本当に美味しいみたいでさ! ふわっふわの生地に、同じくふわっふわの生クリーム…! 酸味の利いたラズベリーで味に協調性を生むことによってより美味しくなるの…!」(夢見心地で、大げさに) はな「で、でも、美味しいかどうかなんて食べて見なくちゃ分からないわ…!   私も頼もうじゃないの、その、パンケーキとやらを…!」(焦ったように) ゆいか「おーっ! はなもか~! 皆乗り気になってくれて嬉しいよ~! よしっじゃあ私もたーのもっと!」 まり「えー、でもちょっと待って~? パンケーキで800円は高くなぁい?」(驚いたように) はな「はっぴゃ…!? ほ、本当じゃない…! こ、こんなに高いなんて聞いてないわ! どーゆーことよ、ゆいか!」(怒ったように) ゆいか「あははぁ…。いやぁその、やっぱり? それだけ高いってことは? 美味しいってことだし?」 はな「それにしても800円はぼったくりよ!」 ゆいか「ちょちょ、はな声大きいって…。」(焦ったように) まり「いまさらすぎ~」(面白そうに笑う) ゆいか「で、でもさ!? 本当に美味しいって有名なんだから! ちょっとで良いからさ! ね? 食べよう?」 はな「この値段で残すほどお金持ちじゃないわよ!」(突っ込む) まり「ん~、でもぉまり、たのもーかなぁ。」(考え込むように) ゆいか「ホント!? ほら! まりも頼むってさ!」 はな「分かったわよ…! 頼めばいいんでしょ!? これで美味しくなかったら、承知しないから。」 ゆいか「わ、分かってるって~…。」 ――三人とも頼んで、席にパンケーキが運ばれてくる。 ゆいか「うわぁ! 美味しそう!」 はな「流石ね…。インスタ映えしそうな見た目に、この、お、美味しそうな、匂い…。」(悔しそうに) まり「頂きまぁす」 ゆいか「いっただっきまーす!」 はな「い、いただきます…。」 ゆいか「ん~! 予想通り本当に美味しい…! ふわふわの生地は、卵を感じさせるように少し甘みがあるし、生クリームも甘すぎなくて食べる手が止まらないよ~!」(食べながら言うように) まり「このラズベリー美味し~。パンケーキとよくあって、飽きずに食べられるって感じぃ?」 はな「この付属のチョコレート、かけてみると一段と美味しくなるわね…。甘すぎるかと思いきや、酸味に近い味…。確かに美味しいわ…。」 まり「でもぉ、値段は納得できないよね~って?」 ゆいか「あは…は…。で、でも美味しかったでしょ!?」 はな「それは、本当にそうね…。」 ゆいか「良かったぁ…。実はね、ここ三人で来たくてさ! 一人で食べるより、皆で食べたほうが美味しいかなって…。」(照れるように) はな「…ゆいか。」 まり「また来るぅ?」 ゆいか「良いの!?」 はな「良い、けど…。流石にお金貯めてからにするわ。でも、紹介してくれてありがと。」 ゆいか「うん…! また、来ようね!」                               end. ※4分30秒くらいで読み終わればベストです!
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