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シチュエーション2 恋人との会話
人数▶二人
登場人物▷ゆき…ツンデレ系
▶つばさ…おっとり系
設定▷デートの約束
〚Start〛
≪放課後、帰り道にて≫
ゆき「あっ、つばさ! 遅いじゃない! 割と待ったんだからね!?」(怒るように)
つばさ「ごめんごめん~…。委員会長引いちゃって…。そういえばメール見てなかったの?」
ゆき「…見たわよ。先返っててってやつでしょ。」(声を落とす)
つばさ「うん。だから、別に待ってなくて良かったのに。」
ゆき「べ、別に良いじゃない! ほらっ、帰るわよ!」(焦るように)
つばさ「あ、う、うん…!」
――暫く沈黙で帰った後
ゆき「…ねぇ、つばさ。」(声を落とす)
つばさ「ん? どうしたの?」
ゆき「…そ、その、さ。今週の土曜日って、空いてる…?」(おずおずと)
つばさ「えっと、今日が水曜日だから、三日後か…。空いてると思うよ?」(考え込むように、間は上手く取って)
ゆき「ほ、ほんと…!?」(ちょっと嬉しそうに)
つばさ「うん、ホント…。」(ゆきの反応に驚くように)
ゆき「じゃ、じゃあ…その、映画、観に行かない?」(おずおずと)
つばさ「映画か~! 良いね! 久しぶりだな~!」(嬉しそうに)
ゆき「そ、そうなん、だ…! えと、何観たい…?」
つばさ「ん~、今って何やってるんだっけ。」
ゆき「え、えと、ちょっと待って。今調べる。」(少し焦ったように)
つばさ「あ、ありがとう! 助かる!」
ゆき「はい、これがやってるって。」
つばさ「へ~。うわっ、これ面白そうじゃない? バトル系みたいだね。ん? この題名ってもしかしてあの漫画の…? すごい! 実写化したんだ~。いやぁこれも観たいなぁ。どれにしよう。」
ゆき「早く選びなさいよ、もう。」(あきれたように)
つばさ「えへへ、ごめんごめん。ゆきは何観たいとかないの?」
ゆき「私は…特に…。つばさが観たいので良いわよ。」
つばさ「そっか…。ん~、あ、これは? え、めっちゃ良さそうじゃん!」
ゆき「これって…。」
つばさ「ゆきの好きなやつ。これ観ようよ!」
ゆき「い、良いけど、つばさが観たいので良いって…。」
つばさ「ゆきが好きな物は俺も好きなの~。良いじゃん?」
ゆき「ばっ…、ばかっ! 分かったわよ、それで良いわ!」(照れたように)
つばさ「やったぁ。土曜日が楽しみだな~。」
ゆき「…そ、そう、だね。」
つばさ「…ね、これってデートってことで良いの?」(いじわるそうに)
ゆき「デッ…デート…! そ、そう思いたいならそうで良いんじゃない!? バカ!」(焦ったように、照れる)
つばさ「じゃーデートってことで! 楽しみにしてるね! ゆき!」
end.
※2分40秒くらいで読み終わればベストです!
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