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朝早く登校した時の、自分しかいない教室の少し砂埃の香るザラついた匂い。
友達の家から帰る時、ドアを開けた瞬間にぶわっと髪をなびかせる夏の生ぬるい風の匂い。
洗濯物が乾いた時の、みんながおひさまだって呼ぶあの少し香ばしいあたたかい匂い。
何も出来ないくらいひどい鬱のとき、ふいに外から香る乾いた夜風の匂い。
そんな、匂い。
書けたらいいなぁ。伝われば、いいな。
好きな描写だけでなく苦手な描写も頑張って書かなければならないけれど、好きな描写をとことん突き詰めていけたらいいなと思います。
今回はそんな、私の好きな「匂い」の話のお話でした。
みなさんは、どんな「匂い」がお好きですか?
それではまた、次回お会いしましょう。
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