・小説スケッチ

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・小説スケッチ

 タイトルの通り、初回は「小説スケッチ」についてお話したいと思います。いや小説スケッチとはなんぞや?という方、大正解です。おそらく私が作った造語なので知らなくて全然大丈夫です。  小説スケッチというのは、絵で行うスケッチの小説バージョンです。そのままですね。車内や街中で見た光景をそのままに、感じたままに書いていく練習法です。  その時には、修飾語や文のつながり、言葉の正しい意味や語感など、ルールと呼ばれる全てのものを無視して、ただ目の前のものを描写することに命をかけます。けれど、箇条書きではなく必ず文章で。文章であればどんなにガタガタな文章でもいいです。  最近やったやつがあるので例に使ってみたいと思います。次ページに記載するものが小説スケッチで実際に書いた文章です。ちなみに今回は、深夜の街中から高速道路に乗るまでの間を、車の中から(えが)きました。実施した時間は10分程度。  そして眠くなったところで辞めました。スケッチなので、やりたい時にやる、辞めたくなったら辞める、こんな感じで続けています。
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