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02.受付の庄野さんにイカされるっ
「今野さん。今野さん」
名前を呼ばれて、目を開けると目の前に受付の庄野さんがいた。
「えっ! 庄野さん。どうして俺の病室に?」
「……ねぇ、本当に私でいいの?」
清楚な庄野さんが、心なしか潤んだ瞳で見つめてくる。
俺はつばを飲み込んだ。
「も、もちろん。でも、庄野さんが、まさか俺の病室を訪ねてくるなんて――」
そう言っている途中で、庄野さんが俺の服を脱がし始める。
「えっ!? ちょっと、庄野さん!?」
そして俺は、あっという間に、裸になってしまった。
「じゃあ、お邪魔しますね」
「ど、どういうこと!?」
あの清楚な受付の庄野さんが、おもむろに俺のムスコに手で触れると、驚くほどのテクニックで、あっという間にイカされてしまった。
「たくさん出ましたね。それでは、私はこれで」
庄野さんはそう言うと、カーテンを開けて立ち去ってしまった。
ベッドの上で裸にされたままの俺には、事後の脱力感だけが残っている。
なんだったんだ。さっきのは。
あれは現実?
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