遠花火

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静寂…。動きが止まる。 「どうしたの…」 中断された快楽に、拗ねるように修二の唇は尖る。 男は窮屈そうに猛ったそれを抜き取り、醜悪なそれを修二の口許に近付けた。 祈るように目をつむり、修二はそれに唇を押し当てた。 多少の興味はあった。しかし抵抗もあった。好きな人の、せめて好みの男のものであったのなら、こんな感覚には陥らないだろうか。 赤黒く醜いそれを一気に含むと、見よう見真似で覚えた動きを開始した。 「うまいぞ… ほんと初めてか?」
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