番外編:★トゥルーエンド分岐①(枯れた涙と、冷たい心)

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番外編:★トゥルーエンド分岐①(枯れた涙と、冷たい心)

※ 注意 ※  この回はトゥルーエンドルートです!不快に感じる方などは見ないようにお願いします!  先程から机に両肘を付け、両手を祈る様に組み、額に押し当て沈黙を続けるエルフィンにどう声をかけようか、悠人は悩んでいた。 「……貴方はもう十分に頑張ったのです。そんなに自分を責めないで下さい」  悠人はエルフィンの頭を優しく撫で、大きな背中をそっと抱き締めた。 「うっ……うっ……俺はお前に辛い思いをさせてしまった。そして、自分の事も何もかも……分からなくなった」  エルフィンは肩を震わせながら、泣いていた。そんなエルフィンを見て、悠人はエルフィンの隣に座り、頭を優しく撫でた。すると、突然エルフィンは悠人に抱きついた。 「……お前はなんでそんなに優しいんだ。そんなに優しくされると、悍ましい悪魔の血が疼いてくる……」 「もう自分を隠さなくていいの。ほら見て」  悠人はエルフィンの姿勢を正し、顔を両手でそっと包み込んだ。 「今、貴方は僕と同じように漆黒の瞳をして、血の涙が流れているわ」  悠人はエルフィンに微笑みかけ、エルフィンの赤黒く流れる涙を親指で拭き取った。 「……お前も辛かったな」  エルフィンは悠人の顎に手を当て、舌を絡ませながらキスをした。 「んっ! ……エルフィン様、あちらのベッドへ行きましょう」  悠人はエルフィンの手を引き、小屋にある小さなベッドがある部屋へ向かった。 「私はエルフィン様の事が最初見た時から放っておけない存在でした。……地下牢に居て気付きました。貴方の事が好きだという事を」 「……俺もお前の事が好きだ」  エルフィンはそう言うと、悠人をベッドに押し倒し、服を手で切り裂き、胸を愛撫しながら、耳朶を甘噛みしたり、ねっとりとした舌遣いで舐め回した。 「──っ、……くぅ……っ、んん……」 「お前が好きだ。……愛おしくて堪らない」  エルフィンは悠人の首筋の薄い皮膚を強く歯を立てたり、吸い付いたり、自分のものである印しを沢山つけた。そして、エルフィンは顔を上げ、悠人にねっとりとした舌遣いで舌と舌を絡ませながら、長いキスをした。  エルフィンは悠人の乳首を指で抓り、反対の乳首は舌でもって愛撫する。悠人はビクビクと体を震わせる。 「──んぁっ、……乳首……気持ち良ぃ」  そして、エルフィンは乳首を舌で転がしたり、吸ったりしながら、反対の手をするりと下へ下へと滑らせ、悠人のモノを触り始めた。 「んぁあッ!」 「……やらしい音がするぞ。そんなに乳首が気持ち良かったか?」  エルフィンは鼻で笑い、悠人のモノを上下に擦りながら、わざと厭らしい音をたてるように擦った。 「……んん、あっ! くちゅくちゅするの、気持ちいい!」 「先っぽを弄るだけでこんなに体をビクつかせて、シュライツの兵士から聞いた通り、かなりの淫乱だな」  エルフィンは一度手を止め、息を荒げながら、軍服を脱ぎ捨てた。月夜の灯りで照らされたエルフィンの逞しく彫刻のような体に悠人はごくりと生唾を呑んだ。 「お前が愛おしい。今すぐ俺のでお前を穢したい」 「エルフィン様なら穢されてもい……んっ!」  エルフィンは悠人を強く抱き締め、息が出来ない程に舌を絡ませ、熱いキスをした。舌同士が絡み合い、口の中を舐め回され、悠人はまるで口の中で犯されているような気分になり、自身のモノから透明な汁が溢れ出てきた。 「悠人、お前のがビクビクして、ぐちょぐちょになっているぞ」  エルフィンが悠人の口から唇を離すと、唾液が糸を引き、月夜の灯りで怪しげに輝く。 「エルフィン様のもズボン越しでも分かる位……辛そうになってます」  悠人はエルフィンのモノをズボン越しに足の指で上下に擦る。擦る度に、脈を打つかのようにビクビクとしていた。 「くっ! そんな下品な足遣いまでするのだな。そういう奴にはお仕置きが必要だな」  エルフィンはニヤリと笑い、悠人の秘部を丹念に舐め始めた。 「ああっ! そ、そこは……汚いから、舐めないでぇ」 「やはり、慣れているのか、ヒクヒクとしていて、舌が持って行かれそうだ」  エルフィンは厭らしい音を立てながら、悠人の秘部を舐め、ゴツゴツとした太い指をそっと挿入した。中を確かめる様にエルフィンは悠人の中をゆっくりと掻き回した。 「ああん! ううっ、エルフィン様の指がゴリゴリしてて、気持ちひぃ。んあっ!」 「あっという間に、二本も入ったよ。しかも、吸い付いてくる。そんなに欲しいか?」  エルフィンはニヤニヤしながら、悠人の中を執拗に掻き回した。 「んああああっ! そこはだめっ! ビクビクしちゃうっ!」  悠人は良い所に当たったのか、腰を大きく反り上げた。それを見たエルフィンはそこばかりを執拗に突き始めた。 「ここか? ここが良いんだな。悠人の淫らな顔をもっと見せてくれ」  エルフィンは体勢を直し、悠人の顔を見える位置に行き、再び指を上下に動かした。 「んひぃ! そんなに動かしたら、イッちゃいますっ!」 「いいぞ、俺にイく顔を見せろ、強請れ!」 「エ、エルフィン様ぁ、イかへてくらはい! あっ、イッちゃう! イッちゃっ! うあっ!」  悠人は全身をビクつかせ、白濁液を顔に届くまで飛び散らした。 「はぁはぁ……、エルフィン様ぁ、エルフィン様ぁ……」  悠人はエルフィンの顔を両手で包み込み、とろんとした顔で物欲しそうに訴えた。 「悠人、エルと呼べ。その方が俺も気持ちが良い。ほら、触ってごらん。俺のが疼いてるのが分かるだろう?」  エルフィンはズボンのチャックを開け、自身のモノを取り出し、悠人の手をそこに当てた。 「あ……すごく熱くてドクドクしてます。早く僕の中に入れて、エルので中を滅茶苦茶にしてください」  エルフィンは悠人の額に軽くキスをし、悠人の股を広げ、両足を持ち、自身の熱く逞しいモノを秘部にあてがう。 「悠人、入れるぞ」 「んっあ! エルのがどんどん入ってくるぅ。おっきい……」  エルフィンの熱く逞しいモノはするりと悠人の秘部に入り、奥へ奥へと飲み込まれていく。エルフィンは全部入った所で悠人と舌を絡ませながら、キスをする。 「上も下も涎垂らして、厭らしいな。兵士達にもこんな淫乱な姿を見せていたと思うと腹が立つな」  そう言うと、エルフィンは腰を動かし、悠人の秘部の奥を責め立てる。責め立てる度に、ベッドは軋み、秘部からは淫猥な音がにゅちょにゅちょと聞こえ、静かな部屋に響く。 「あっ、あっ、気持ちひぃ。エルの逞しいのが出たり入ったりしてるぅ」 「気持ち良いか? これはすごいな……腰が止まらん。俺のがどんどん飲み込まれていく感じがする」  エルフィンは汗を垂らしながら、腰を激しく動かした。動かす度に汗が悠人の体に垂れ、月夜の灯りで宝石のように光る。悠人は突かれる度に腰をビクビクさせながら、淫らに啼いた。 「悠人、お前、完全に雌の顔になってるぞ。その顔も可愛くて、堪らない。……んっ、俺も流石にお前の中が気持ち良すぎて、イキそうになる」  エルフィンは悠人の良い所に向けて、自身の熱くはち切れそうなモノで容赦なく突き始めた。 「んっ! そこ、だめっ、だめぇ! 出ちゃうからぁ!」 「いいぞ、俺もそろそろイキそうだ。悠人、一緒にイこう」  エルフィンのピストンは徐々に速くなり、悠人はピンポイントに訪れる刺激で軽く意識が飛びそうになる。 「んぁ! あぁん! 出ちゃう、出ちゃっ! エルッ、イク、イクぅう!」 「悠人、悠人っ! 俺もイクッ!」  エルフィンは腰をグッと悠人に押し当て、ドクドクと脈打ちながら、今まで溜め込んでいた白濁液を悠人の奥へぶちまけた。悠人は足先を痙攣させながら、自分のお腹の上に白濁液をまた飛び散らした。そして、お互いに荒い呼吸をしながら、舌を絡ませながらキスをした。 「……エル、愛してる」 「……愛してる、悠人。すまんが、まだ治まりそうにない。……すまん」 「あん! 気持ちひぃ……まだおっきい。いっぱいエルのを注いでぇ」 「煽るな。お前を壊してしまいそうだ」  エルフィンは悠人を貪り、獣のように腰を動かし、何度も悠人の中に自身の熱い白濁液を注ぎ込んだ。
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