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〈今日はありがとうございました。
とても楽しかったです。
また機会があったら遊びに行きたいですね。
おやすみなさい 〉
あれから三人で食事をし、家に帰って風呂を済ますと時刻は既に十二時を回っている。
アラームをセットしようと携帯を開くと鳴海から礼儀正しいメールが入っていた。
—また機会があったら・・これ、ナッコと三人でって事だよな
僕も当たり障りない内容で返信して携帯を閉じた。
鳴海は僕の事をどう思ってるんだろうか。考え出すと眠れない。
目を閉じると、鳴海の白い肌や綺麗な鎖骨や薄い唇が浮かぶ。
—身体に触れて見たい、抱いてみたい
そんな想いが過り、慌てて振り払う。
暫くそんな事を繰り返していると、また携帯が震えた。
少し緊張しながら携帯を開くと、今度は成美からのメールだった。
〈鳴海の事、好きなの? 〉
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