夢と走馬灯。

1/16
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
「ん、美味しい?」『美味しいよ。君が作る料理だからね。』 「..美味しいね。美味しい...。」『どうしたの(笑)』 「あ..のね、今日は貴方に言わないといけないことがあるの..。」 『言わないといけないこと?』 「私と わ..別れてほしい...。」『..え?』 「..貴方のことは忘れない。いや、忘れられない。でも、仕方がないの」『...無理に決まってるよ。  というか忘れられないなら、別れないでほしい!!』 「ごめんなさい。本当に仕方がないことなの」 『仕方がないってなんなんだ!教えてくれ!どうして別れないといけないんだ!!』 「...ごめんなさい、ごめんなさい。貴方のこと愛してるわ」 『僕だってそうだ!』「...」『何か言ってくれよ!!』 「....」『..ど、何処に行くんだ!!』 「愛してる。愛してる。」『...おい!おい!待ってくれ!待ってくれ!』
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!