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「凄く有難いんですが、蓮さんに相談せずに決めて大丈夫なんですかね?」
「大丈夫よ!蓮もその方が安心するはず。湊斗くんが留守にしているのを心配してたのよ」
温かい言葉の数々に澪の目からは涙が溢れ、さっきまで不安だった気持ちは嘘のようになくなった。幸せだけを感じられるまでになっていた。
湊斗と出会って、縁あって日比谷家と出会えて、幸せと感謝しかない。
その後帰宅した蓮は、予想通りの反応だ。
澪は、今日から日比谷家でお世話になることに決めたのだった。
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