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スバル君は、顔を上げた。
「僕はずっと、お母さんに憧れていて、社長からご姉妹のお話を聞いて、いいなあって思っていたんです。それで、いつみさんのことを聞いて、ぜひに、と!」
スバル君は、いい子みたいだ。
おばさんたちも、そう思ったみたいだった。
みんなが、笑顔で頷きながら、言った。
「いつみをよろしく、ね」
こうして、おばさん攻撃隊を潜り抜けたスバル君は、あたしの彼氏と認められたのだった。
ー おわり ー
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