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もう…抱いて
「お邪魔します…」
ああ…俺が慎と宇野のキスを見て逃げ出した時と変わらない…いや…ソファが変わってる?
『和弥?どうした?』
「慎…ソファ…」
『ああ…あの後すぐに買い替えた。和弥がまた来た時に…気にするかなって…また来てくれるとは思ってなかったけどな』
ああ…なんてヤツだ。
愛おしくて堪らない。
「慎…約束通り、唇縫い付けるから目つぶってろ」
『はい…甘んじて受け…』
ぶちゅ…ガブ…
『イタっ』
俺は慎の上唇と下唇を合わせて噛んだ。
「二度と他の奴に触らせるな、次は絶対許さない。無理矢理襲われたとかも聞かない」
『わかってる…ホントにごめん。ちーちゃんにも言われた。次に和弥を泣かせたら許さないって』
「わかってるならいい…慎…」
『ん?』
「キス…」
ちゅ…ちゅ…
そのまま俺は真新しいソファに押し倒された。
ヌルリと慎の舌が滑り込む。
ぴちゃぴちゃと音を立てて、吸い上げられる。
「んふっ…ぷはっ」
『和弥…和弥…また俺の腕の中に…良かった』
「慎…シャワー浴びよう?」
『ダメだ…一週間でこんなに細くなって…無理させられない。抱きしめてもいないみたいだ』
「クス…誰のせいだよ…」
『だから悪かったって、なんでも聞くから言ってくれ』
「じゃあ…」
『うん』
「抱いてよ…」
『だからそれは…』
「もうこれ以上、離れていたくないんだ」
『和弥…』
「慎とひとつになりたい…ダメか?」
『ダメじゃない…今夜和弥を抱くけど…俺の挿入は無しな?そこは譲らない』
「クス…わかったよ…じゃ、抜き合いと指で慣らすだけな?」
『頼むから、煽るなよ?我慢できなくなる』
「一緒にシャワーは譲らないよ?」
『う…それだけでもう、ヤバい』
お互いに全裸は初めてで…フェラされて慎の口に射精したくせにタオルで隠す。
『和弥…見せて…全部見たい』
「恥ずかしい…今更だけど…」
『大丈夫…湯気で見えないから』
「ん…」
『は…綺麗だ…和弥…』
「綺麗って男の身体だぞ?慎こそ…逞しくて彫刻みたい…」
『俺のって印…あんなに付けたのに消えちゃったな…』
「またたくさん付けて?俺も付けたい…慎は…俺のだ」
ふたりでシャワーを浴びながら愛を囁く。
俺は慎の足元へ跪く。
『おい、和弥…あ…』
すでに勃ちあがった慎のモノをギュッと握る。
「黙って感じてろ」
扱きながら口内へ含む。慎の…やっぱデカい…
チロチロと鈴口に舌を差し込んだり、横から吸い付いたり、少し歯を立ててみたり…
夢中になってたら、慎の脚が震えて出した。
ふと顔を上げると、目を閉じて上を向き、俺の頭を撫でながら感じ入ってた。
その顔があまりにもセクシーで…
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