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慶二と琴音は現地の交番に到着。
中では、少女が1人泣きながら、警官に事情を聞かれている最中だった。
「お嬢ちゃん?おうちはどこか教えてくれるかな?」
「ぐずぐず…っ、ぐずぐず…っ。」
警官の報告では、ずっとこの状況らしく、 当時、現地の漁師達が少女を発見したらしい。
突如、漁礁に時空の歪めが発生し、少女が現れ、溺れそうなところを保護したとの事。
慶二は目を細めて、少女の服装が気になった。
(その装い、最近のものじゃないな…。
黒髪にアジア系の体格、日本国の人間か…
。背丈から、年齢はおおよそ6〜7歳。)
少女は、まだ尚泣き続けているので、
一旦、本部に戻り、事情聴取及び捜査の組み立てを行う事にした。
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