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時に、時空の歪みに意図的に侵入する犯罪が希に存在する。
彼らの目的は、その時代の歴史を変える事。
但し、それは、時空間の最大の禁忌(タブー)だ。
時代ごとに、革命、快挙、幸福等幸せなこともあれば、戦争、災害、人災…不幸なことも数知れず存在する。
歴史を変えれば、その不幸な歴史も幸せへと変えられる。
ただ、それは、時として、
その時代の人々の記憶を変えるという事。
その時の復興という気持ちさえもなかった事になるという事。
人と人との繋がりもなかった事にもなる。
『歴史を変える』
果たして、それは、善行か?
いや、違う、
幸せも不幸も、それは、その時代の人々の 『記憶』『繋がり』の一つだ。
だから、歴史をむやみやたらに変えてはいけない。
時にその禁忌を犯そうとする犯罪者に対し、 立ち向かう為に結束されたのも
時空警察の当初の目的だ。
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