現実

2/3
前へ
/12ページ
次へ
そして、私は彼に電話をした。彼はワンコールで電話に出た。 『もしもし、音華です。今高校の屋上に居てね、飛び降りようと思ってちょっと怖くて、、、もし暇なら来てくれない?』 『はぁ?!何言ってるんですか?今行くんでそれまでは絶対飛んじゃダメですからね』 慌てた様子でそう言うと彼はプツリと電話を切られた。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加