青は蒼によって生きる

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目の前に、自分の完璧な理想が存在した場合、人間は生きる意味を見失う。 自分が存在する必要がない。 青は、いつも、自分が、クズに思えた。 蒼の出来損ない。 常に、蒼は青の生きていく意味を、潰していった。 中学生になった青は、美術部に入った。 一方、勉強もスポーツも万能だった蒼は、サッカー部に入った。
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