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ラハイアは次のカードを配った。
サワサキは7のワンペアでBBをコール。ジュディスはチェック。
カード交換、サワサキはワンペアが見透かされやすい3枚交換を避け、7ペアに加え手の中のAを残し2枚交換。
対するジュディスは1枚だけ交換し、60スタークをベットした。
お互いチップは200ずつしかないのだから、かなり強いベットだ。
狙っていたであろうストレートもしくはフラッシュの完成を意味しているのか、あるいはブラフブラフか。7のワンペアではいささか心許ないが、サワサキはジュディスの手を確認したくなった。
「コール」
同額のチップを押し出し、コールを選択。
ショーダウン。
ジュディスは6、7、8、9、10のストレート。
ブラフではない、手が入っていたのだ。
「あなたはコールすると思っていた。たとえ不利になると判っていても」
わずか2戦でジュディスのチップは200から320に、サワサキは残りわずか80となった。次で決まってもおかしくない状況だ。
そして次戦の5枚が配られた。
サワサキはカードを手に取ることなくBBの20スタークをベットした。
ジュディスは1枚交換したが、サワサキは動かない。
「サワサキ、チェンジは?」
ラハイアが尋ねる。
「そのままでいい」
サワサキはカードを見ずに答える。
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