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直ちゃんは私と買い物に行ったことや、料理を一緒に食べたことなどを緒方さんにお話しします。なんだかんだ言って楽しんでくれていたようです。
（なんだか、短い間でしたけど絆が生まれましたね）
私の社会人の先輩としての力もここ数ヶ月で爆上がりしたのではないでしょうか。ここに真さんや栞菜ちゃんが居れば、胸を張ってドヤ顔をする他なかったでしょう。
「それに！」
直ちゃんは持っていた新品のブラジャーを緒方さんに渡します。
今日買ったばかりの
白い
フリルと紐の付いた
私の。
「えっ、何こ......」
「それは冴島 里依のブラジャーです。身長は私より少し上なくらいなのにFカップもあるんですよ！ すごいです！」
「......。」
「......。」
あまりのことに言葉を失ってしまいます。咄嗟に口に出たのはこの言葉でーー
「２人とも出て行ってください！！」
私は2人を追い出したのでした。その後、チャイムが鳴ったりなんかもしましたが、とてもではないですが出られたはずはないのです。
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