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一日が、一時間が、一分が、一秒が、途方もなく長く感じられる毎日だった。
大好きだった人と、親友が一緒にいるところを見ただけで、こんなに心がやられてしまうなんて知らなかった。
カフェで二人を見かけてから三日間、どんな難しい仕事に出くわした時よりも息苦しい時間を、永遠に感じられる時間を味わっている。
もしかしたら二人は、私が想像するような関係ではないのかもしれない。
たまたま何かのタイミングで二人で一緒にご飯に行き、そのとても珍しいイベントに、偶然私が現れただけなのかも。
友貴人が好きだと言った人は別にいて、その相談を彼女にしていただけなのかもしれない。
色んな可能性を考えて、考えても考えても疲れるだけだと気づく。しかしそれでもやめられない。出会った日から今までの彼と彼女のことを思い出しては泡のように消えてゆく。
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