プロットの書き方

1/1
前へ
/6ページ
次へ

プロットの書き方

前回までで、ジャンル、主人公、主人公が何をする物語か決まったはずだ。ここからは、おおまかなプロットを書く方法を伝授する。ただし、これはあくまでプロットのほんの一例であり、全てではない。 プロットについて難しく考える必要はない、あなたはすでにプロットを決めるうえで重要な、主人公が何を物語か、を決めているからだ。これが決まっているとプロットを書きやすくなる。 プロットの基本は、物語の最初の方で事件が起きて、そしてそれを解決するために主人公が立ち上がり、主人公が解決するためにバリバリ活躍して、オチというものだ。 事件とは、ミステリーみたいな殺人事件や誘拐事件だけのことではなくて、作品に登場するキャラクターに降りかかる災難や迷惑事などを指す。災難や迷惑事に巻き込まれた人(これは主人公でも主人公以外のキャラクターでもよい)の災難や迷惑事を解決するために主人公が立ち上がるのだ。 主人公がバリバリ活躍するとは、主人公が災難や迷惑事を解決するために頑張ることだ。これは、主人公が何をする物語か、や、作品のジャンルで決まる。例えば、ジャンルは時代劇、侍である主人公が故郷を守るために悪党と戦う、という物語を決めたとする。この場合、主人公は侍なので、刀でバッタバッタと敵を切り倒すチャンバラ劇が妥当だろう。つまり、主人公が悪党とチャンバラをして戦うということになる。ミステリー小説ならば、主人公が推理力を用いて、犯人を推理する、ということになるだろう。 そして、オチとは、最終的に主人公は災難や迷惑事を解決出来たか、書くことだ。先ほどの時代劇で言えば、悪党を倒したのか、悪党に負けたのか、ミステリー小説で言えば、事件の解決出来たか、出来なかったのか、である。 最後にまとめると、まずプロットを書く前に、ジャンル、主人公、主人公が何をする物語か決める。プロットを書くときは、物語の最初の方で事件が起きて、それを解決するために主人公が立ち上がり、主人公がバリバリ活躍して、オチ、だ。 主人公は災難や迷惑事に巻き込まれた人を助けるために立ち上がり、それらを解決するために主人公はバリバリ活躍して、最終的に解決出来たのか、出来なかったのかを決める。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加