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そして、ボクは大きく頷いた。
「分かりました! ご期待にお応えできるよう、精一杯頑張ります!」
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「ゼド! お前勇者に選ばれたんだって!?」
「おいっ、王様に会ったって本当か! 話聞かせろ!」
ヤーミャン村に帰ると、ボクの話題で持ち切りだった。何処で聞いたのか分からないけど、話が広がるのは本当に早い。……多分、ボクが朝早くにライラーン王国の騎士さん達に、王国に招待されたからだと思うけど。
帰って早々、村の皆に囲まれてもみくちゃにされる。長旅で疲れていたけど、正直悪い気はしなかった。だって皆ボクのこと褒めてくれるから!
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