Lesson1

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ーーあ〜…二日酔いだぁ。…私、めちゃくちゃ飲んで…それで… … 『玲子さん…立てます?俺送っていきますよ。 うちの住所、言えますか?』 ふいに脳裏に、昨夜の晴海の姿が浮かぶ。 ーーそうだ…晴海くんにうちまで送ってもらって… … さぁぁぁ…と、身体中の血の気が引くのが分かる。 「ーーーっ!!?」 慌てて自分の衣服を確認する。 昨日のブラウスのまま。スカートは…少しウエストのファスナーが開いていて… ーーえ…もしかして… … 「…シ」 「てないですよ?」 ニコニコと可愛らしい笑顔で自分を見つめる晴海は、いまいち何を考えているのか掴めない。 「酔っ払ってる女性を抱くのは男として最低ですしね」 「…晴海くんって、誠実ね」 「何を今さら。…ただ、可愛かったですよ?甘えん坊な玲子さんも♪」 「ーーっ!?ぜっっったい嘘!」
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