Lesson17

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まだ寝ぼけた様子の玲子を、正面に座りマジマジと眺める。 そんな晴海は何だか、嬉しそうだ。 「…なぁに?」 起きたままの姿を見つめられ、さすがに照れる。 「いや…やっぱ、まだ夢みたいだなぁ…って」 「・・・夢なんじゃない?」 「え!?そういうこと言います?」 拗ねたように言う晴海がかわいくて、くすっと笑いが漏れる。 「うん…幸せすぎて、夢みたいだね…」 「…玲子さ…」 「朝からパンと珈琲とか…幸せ〜♪」 「・・・何それ。天然?ドS?」 ガクッと肩を落とし、晴海がじとっと玲子を見上げた。
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