羨望

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森の人々は、丘の人々から作物の種を分けてもらい、森の近くに畑を作り始めました。 けれども森の近くには大きな川があり、畑の作物が実る時期になると、大雨が降って川が氾濫し、せっかくの作物が流されてしまいました。 何度も何度も、作物を流されてしまった森の人々は、小高い丘に広がる畑を見つめて思いました。 「あの土地が手に入れば、作物が流されずにすむのに!」
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