幸福の子

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春樹は、夏美のブラウスのボタンを上から、ゆっくりと外していく。 まるで、大切なプレゼントを開けるように。 夏美は、透き通るような白い肌で、ほっそりとしている華奢な体型だ。 一方、春樹は、小学校から高校まで野球をしていたため、筋肉質で、身長は182センチもある。 夏美は、春樹の腕の中にすっぽりと、入ってしまう。 春樹は、夏美を抱きしめたまま、ベッドに横たわらせた。 夏美の長い髪と、首の間に、顔を埋める。 いつもとは、違うが、いい匂いがする。 「いい匂いだ。シャンプー変えた?」 春樹は、訊いた。
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