1章 2話 日常

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1章 2話 日常

僕は、いま高校2年生の男子だ。 ただただ普通の人間と変わらない日常を送っている。 普通喋って 普通に授業を受け 普通に動き 普通にご飯を食べる。 僕は、何の変哲もない日常を送っているはずだ。 容姿の方は、ただの普通の高校生ではある。 しかし少し違うのはネックレスをしていることだ。ネックレスの見た目は、チェーン型のに指輪ついている。 「神崎いっつもネックレスしてるけど、なんでしてるん?」 って友達に言われた。まあネックレスしてる人なんて僕しかいないから仕方ないか。 「これは僕の宝物なんだ。なんて言うか、このネックレスはずっとみにつけてないと落ち着かないんだよね。」 と言った。嘘はついていない。本当になんか落ち着かないのである。だから、ずっとつけてる。 友達は、ふーんとだけ言って離れた。 なんだか、避けられているように感じた。 「友達作り難しいなぁ…」つぶやいた。 そして時間が過ぎてゆき、今日の授業が終わった。 僕は部活入っていないのでただ1人で帰る。 僕がいつも家に着くのは雀色時だ。 そしてご飯を食べお風呂に入り寝る。 これで1日はおわり。 何の変哲もない日常。 それも終わろうとしているだなんて、この頃の僕は知る由もない。
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