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1章第4話 F
特に変なこともなく学校に着いた。
私立時獅(ときし)高校
4階建ての高校だ。
僕は2-3なので、4階に教室がある。
いつも上に上がるのがめんどくさい。
と思いながら上靴を履き階段を登った
淡々と上に上がっていたら、後ろから声をかけられた。
「おはよう勝(しょう)くん!」
呼ぶ声が聞こえたので後ろを振り向いたら、黒髪のボブ、そして星型のヘアピンをした女の子に話しかけられた。
「おはよう澪桜」
話しかけてきたこいつの名前は尾崎澪桜(おざき みお)
小学校からの付き合いになる。
容姿端麗文武両道、大体テストは1位だ。
そして性格がよく人懐っこい性格だ。
家が近く、昔はよく遊んでいた。
「一緒にクラスまでいこ!」
「いいよ」
と返した。
澪桜とはクラスが一緒だ。
「どうして澪桜今日遅いんだ?」
この高校は8時40分からHR開始だ。
そして今の時刻は8時35分、澪桜は大体HR始まる20分前にはいるのでこんなに遅いのは珍しいことだ。
「えーとね、今日部活の朝練だったんだ!」
「へー、吹奏楽部だっけ?大変だね」
「そうなんだよぉ!そろそろコンクールの練習も始まってきたから大変過ぎて鳥になる」
「意味わからん!w」
と、澪桜と僕は笑った
話していたら教室に着いた。
着いてすぐあとにチャイムがなりHRが始まった。
「HR始めるぞ」
と男の先生が入ったと同時に言い教壇のところまで歩いてる途中に委員長が「起立!」と言った。
そして先生が教壇に着いたら
「気をつけ 礼!」と言いみんな礼をした。
-見つけたぞ-
窓の方から声が聞こえた。
次の瞬間 後ろの窓が割れたのでみんなの視線が後ろに向く。
そこには、黒く目だけ赤い仮面そして、黒い服で身を纏っていている者が3人いた。
そしておでこの所にはこう書いてあった。
-F-
その仮面のやつらは俺の方を向き指を指しこう言った。
「お前を殺しに来た -No.1-」
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