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夕暮れ時
僕はいつもの帰り道を歩いて帰る。
親は僕が叫んでることは知ってる。
始めは
「何やってんの?そんなことしてないで勉強をしなさい」
って、怒られた。
でも、今は
「今日はどうだった?まだ無理だったら頑張って練習しなさいよ?」
って応援してくれてる。
僕は、たった一つの愛の言葉を伝えるのにたくさんの人に支えてもらってる。
そんなに支えてもらえなければ言えないのか?
いいや、違う。
僕は僕だ。
いつまでも人に頼ってられない。
言うんだ。
いっぱい練習して、言って。
人の手を借りなくても
自分で言いたい。
自分を信じろ。
ここで言え。
言わなきゃ損だ。
何をしている。
不安を吹き飛ばせ。
周りは何も見えないくらい集中しろ。
声を出せ。
表せ。
僕は、2日後に君に言うよ。
約束
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