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「メロンパンとチキン」
「ありがとう和生」
「俺はカレーパンとチキンとおにぎりをいくつか買ってきた…」
「おにぎり…?」
「食べるか?」
「っ……じゃあ…1つだけ…」
「ビビンバとカレーピラフとツナマヨ…明太子と鮭があるけど…何れ食べたい?」
「ツナマヨ…が良いかな…」
「ほら」
「ありがとう」
2人は朝食を食べ始める
「…コンビニはコンビニって感じの味だな…」
「コンビニだからね」
「悪いな…俺はあんまり自炊してなくて…」
「気にしなくていいよ…私もご飯炊くくらいだもん」
「炊くだけましだろう…俺は買い食い専門…ははは」
「…………」
手料理は殆ど…ほぼ食べてない…
今度の休みに作ってあげようかな…
「どうした玖漓亜?」
「私で良かったら料理作ってあげようか?」
「えっ……あ…でも…材料無いんだよなあ…」
「近くのスーパーに一緒に買いに行けばいいよ」
「そっか……」
「次の土曜日にまた和生の家に来るから」
「土曜日…マジ…」
「うん…迷惑じゃなければ…」
「迷惑じゃない…会えるなら嬉しい」
「私の服……濡れたままどうしたっけ…」
「一応直ぐに洗濯機で回して部屋干ししておいたけど…」
「ありがとう和生、乾いてるねきっと…着替えて帰らねば…」
「食べたら帰るのか…」
「あ…うん…」
「もう少し一緒に入れたらって……帰るなら引き止めない…嫌われたくないし…」
「じゃあ夕方に帰ろうかな……あはは」
「昼食……買い食いは流石にな…何か俺が作らないとな…材料が……」
「朝食を食べるのが終ったら買いに行く?」
「えっ…」
「ちょっとした物でいいよ…手の込んでない料理で…って言うか和生って作れるの?」
「作れるさ……食品関係の会社だって言ったよな…実は新作商品開発部でさ…会社では作ってる…」
「へえ…」
玖漓亜と和生は食べながら話をしていた
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