スーパーに買い物

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店の入口も店内も一般的なお店 客はそれなりに居る 買い物…かご… 「俺が持つよ」 「ありがとう」 「…昼食……炒飯とかは?」 「炒飯か……米も買わないとな…」 「買わなくても、レンジでチンのご飯を買って使えば楽だよ和生」 「レンジ…?」 「炊くの忘れた時はそうしてる…あはは」 「成る程な…その手があったか…」 買い物を済ませて玖漓亜と和生は帰ってきた 「……お昼まで…まだ少し時間あるね」 「玖漓亜…」 「何?」 「抱き締めたい」 「いいよ」 和生は優しく玖漓亜を抱き締める 「……俺さ……」 「ん?」 「……玖漓亜が俺を彼氏に選んでくれて嬉しい…」 「和生……」 「今日は日曜か……玖漓亜は帰らないといけないんだよな…」 「明日から仕事だもん…」 抱き合いながら玖漓亜と和生は話をしている 「土曜日まで会えないのか……」 「会社の帰りに待ち合わせすれば…会える…よ」 「明日、待ち合わせしたい」 「いいよ…何処で待ち合わせる?」 「そうだな……玖漓亜の会社の近くでも構わないけど…」 「私の会社の……」 それはちょっと…… あんまり同じ会社の人には見られるのはな… 「それなら駅で待ち合わせにしたいな…なんて…ダメ?」 「駅か……」 「そう…クスッ」 「分かった」 玖漓亜は和生と駅で待ち合わせする約束をした
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