3「田舎電車!」

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3「田舎電車!」

自転車を適当に停めて小走りに堤防を降りてきた麻斗。お父さんと車でよく来るお気に入りの場所!両手にたもとバケツは忘れずに浅めの水に足をいれるとめっちゃぬるま湯だった!おまけに太陽に照りつける日がしばらく続いたせいか、水底のじゃりの石に藻がはっていて、ズルッとぞうりがすべって転びそうになった! 麻斗「わっ!なんかすべるし、めっちゃぬるぬるする!」 ふいをつかれていると小さな小魚がすばやく麻斗の足の間を泳いで行った!相変わらず照りつける容赦ない太陽の下で汗だくになりながら、のどのかわきも忘れて麻斗はたもでバシャバシャ夢中で魚をおいかけて行った! 炎天下のせいかまわりに人は誰もいない! ガタン!ゴトン!背後の向こう橋の線路の上を赤い電車が数台、穏やかに通過していった。 e9571b21-091e-4cef-8705-e8b5cf9734c2
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