第三章 タイムカプセル 光

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 原稿が仕上がると、深夜になっていて、宝生は世分の寝室に入って行った。ここで問題なのは、俺の家でもあるのに、俺の寝室には、確認しながら入らなくてはならない事だ。  そして、二階に上がり確認すると、千鶴の子供達に占領されていた。 「…………作業場で眠るか」  居場所が無いので、元の場所に戻ると、毛布にくるまった。  この家には、三世帯の子供が集まっている。そして二階は、女性三人が君臨している家なのだ。
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