すずしろの花の顔はフォトノフォビア

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 現実の世界はときに超現実的である。その壁を越えるには、孤独という絶望も同時に超える必要があるかもしれない。少なくともぼくたちふたりの場合は、互いが互いの目となり互いの絶望を打ち砕くのにぴったりな関係性だから。 “今日からぼくも、あなたの目となります。これからもずっと同じ世界を見続けましょう。”   おしまい
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