フォト俳句：穀雨 4/20-5/4

次候～霜止出苗 (しもやんでなえいず)

4/25
なぎさ：わーい！　さくらんぼだー。食べたいな。

わたし：よく知らないけど、桜は桜でも果物のさくらんぼになるのは品種が違うような。
なぎさ：しょぼーん。この恨みは俳句で。

　小さくとも鳥は食べるよさくらんぼ

なぎさ：緑の楓もいいよね。新緑をさわやかな風が揺らしてさ。……あ、だから木偏に風なのかー。

わたし：古今集みたいなオチの付け方だね。

　春楓揺らして緑に染まりけり

なぎさ：さて、緑に染まったのはなんでしょうってなぞなぞだね。

なぎさ：ここを通るたびにうれしくなるよね。

　通る人思い浮かべ花浮かべ

4/26
なぎさ：また細かい雨が降ってきたね。
わたし：そういうこともあろうかと昨日いっぱい写真撮ってたんだ。

なぎさ：相変わらずマメだね。この蜂がホバリングしてるので、詠むかぁ。

　みつ蜂はこちらを向いてまた花に

なぎさ：この花きれいだね。うっとりしちゃう。
わたし：ラナンキュラスかな。たぶん。
なぎさ：花の形も名前も複雑だね。
わたし：それいただき！

　ラナンキュラスラビリンス晩春の小径

なぎさ：ネットで見たネタを思い出した。

　千葉すごい東京タワーまであるんだね

わたし：一発芸かっ！　東京にだってこういう鉄塔あるでしょ。
なぎさ：あるけど、家が邪魔じゃん。それに引き換え千葉は……
わたし：こいつにこれ以上しゃべらせるとまずいな。