38人が本棚に入れています
本棚に追加
/238ページ
プロローグ
クリスマスの前の日
不可解なメールだけを残して
忽然と姿を消した恋人。
しかもその日は二人の結婚式の前日。
失踪して2年後、遺体もないまま
執り行われた恋人の葬儀。
夜明けの向こうにあったのは
明日なんかではなく
漆黒の昨日でしかなかった。
手がかりは恋人が残した一通のメールだけ。
千年前からの言い伝え。
レオ、信じれる?
最初のコメントを投稿しよう!