第一話 遺体のない葬儀

3/15
38人が本棚に入れています
本棚に追加
/238ページ
この不可解なメールだけを残し    忽然(こつぜん)と彼女は俺の前から姿を消した。 そして…彼女の失踪から二年後の葬儀からこの物語は始まる。 君が消えたあの日から… 夜空のムコウにあったのは    「明日」という名の希望に       満ち溢れた未来ではなく    無限に続く「昨日」という名の      漆黒(しっこく)の闇の世界だった。
/238ページ

最初のコメントを投稿しよう!