第七章 映画を

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第七章 映画を

 夜、蓮は自ら積極的に巴を求めて来た。 「巴さん……、と、も……」  甘い声を聞きながら施されていると、ひどく興奮する。 「蓮、すごくいいよ」  眩んだ声で訴えると、蓮の舌はさらに淫靡に踊った。 「もう、いい。これ以上やってもらうと、出してしまう」  巴は蓮の頬に手を添え、そっと離した。  バラ色に染まり、のぼせた蓮の頬は熱かった。 「巴さん、気持ちよかったですか?」 「最高だった」  唾液に濡れた唇が、何ともそそる。  そこにキスをし、巴は蓮を貫いた。 「あ、はぁ、あぁあ……!」  一度繋がった蓮の体は、滑らかに彼を受け入れた。  一晩に二回やるのは、初めてだ。  蓮の体に負担がないかを見守りながら、巴は腰をやった。 「うぁ、あぁ。ん、ぅん、う。んんぅ……」  先ほどと同じ、甘い声が上がる。  充血した巴のペニスは、蓮の体内を何度も行き来し、擦り上げた。
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