夢追い人

1/1
前へ
/100ページ
次へ

夢追い人

俺の友だちは死んだ。暴走した車に突っ込まれてそのまま。 お互いにいちばんの友人という訳ではなかった。でも俺は知っている。あいつの夢と、それにかける情熱を。 こんなことをしたらあいつは怒るだろうか。でも、いても立ってもいられなかった。 あいつの夢見た世界の入り口へ、一歩を踏み出した。
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加